当サイトの記事は、編集部が公的機関・メーカー・買取店の公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。
引き出しから出てきたコンパクトデジカメ。電源を入れてみたら動かない、レンズが出たまま戻らない。『こんな壊れたデジカメ、買取なんてしてもらえないよね』と思っている方も多いはずです。
結論から言うと、壊れたデジカメでも買取や無料の引き取りをしてくれる店はあります。ただ、故障の種類と店の方針で扱いが大きく変わるので、売る前に「どう壊れているか」を整理しておくのが近道です。
この記事を読むと、故障の種類ごとの見通しと、値段が付かなかった時の手放し方まで分かります。
壊れたデジカメでも買取してもらえる?
動かないデジカメでも、査定を受け付ける店はあります。一方で、故障品は買取の対象外にしている店もあります。まずは「受け付けてくれる店か」を確かめるところから始めましょう。
『動かないデジカメなんて、ただのゴミでは?』と感じますよね。
実は、壊れたカメラは部品取りや修理の材料として見られることがあるんです。そのため、ジャンク品として査定してくれる店もあります。
ただ、店によって方針はかなり違います。公式サイトで確認できた扱いを、表にまとめました。
| 店名 | 故障品・値段が付かない品の扱い(公式の記載) |
|---|---|
| カメラのナニワ | 値段が付かない壊れた品・カビの品は無料で引き取ると記載 |
| じゃんぱら | 故障品は基本的に買取対象外(通常は正常動作品のみ)と記載 |
| ブックオフ(宅配買取) | 動作不良・電源が入らない・黒点が写る・バッテリーや充電器が無い品は値段が付かないと記載 |
| ヨドバシカメラ | 電源が入らない品は買取不可と記載 |
| 大黒屋 | 動作不明の古いカメラも査定可能と記載 |
| おたからや | 故障・カビなどでも査定の相談ができると案内 |
順位ではなく、公式に書かれている扱いの例です。条件は変わることがあるので、詳しくは各社の公式サイトで確認してみてください。
「ジャンク」と「故障」は同じ意味?
デジカメのジャンク品という言葉は、動作に問題がある品や、動作を確かめていない品をまとめて呼ぶ時によく使われます。
故障がはっきりしている品も、動くか分からない品も、店ではジャンクとして扱われることが多いんです。
デジカメのジャンク買取を受け付ける店でも、値段が付くか、無料引き取りになるか、返却になるかは査定してみないと分かりません。
壊れた理由は正直に伝えて大丈夫
『故障のことは黙っていた方が高く売れるのでは』と考えてしまう方もいますよね。
でも、店では実物を見て動作を確かめます。先に伝えておく方が、査定の説明もスムーズに進みますよ。
例えば、こんな伝え方で十分です。
「電源は入るのですが、レンズが途中で止まってしまいます」
「落としてから液晶にヒビが入りました。撮影はできます」
故障の種類ごとに見通しはどう変わる?
ここがこの記事でいちばん大事なところです。デジカメが壊れてる時の買取は、「どこが」「どのくらい」壊れているかで見通しが変わります。
まずは自分のデジカメがどれに近いか、下の表で見てみてください。
| 故障の種類 | よくある症状 | 査定での見られ方 | 先に店へ聞きたいこと |
|---|---|---|---|
| 電源が入らない | ボタンを押しても反応がない | 動作が確かめられないため、対象外や無料引き取りになりやすい | 動作不明品を受け付けるか |
| レンズが出ない・戻らない | 「レンズエラー」の表示、途中で止まる | 撮影できない状態として見られる | ジャンクとして査定してもらえるか |
| 液晶が割れた | 画面のヒビ・表示の欠け | 撮影できても外装と表示の傷として見られる | 撮影できる場合の扱い |
| 水濡れ・水没 | 雨や水場で濡れた、中に水が入った | 内部の腐食を心配される | 水濡れ品を受け付けるか |
| 写真に黒い点が写る | 同じ場所に点や影が出る | 写りの不具合として見られる | 撮影できる品として見てもらえるか |
| ボタン・ダイヤルの不具合 | 押しても反応しない、効きが悪い | 一部の機能が使えない品として見られる | どの機能が使えないか伝えればよいか |
電源が入らないデジカメ
いちばん多い相談が、使えないデジカメで電源が入らないケースです。
実は、バッテリーが切れているだけ、ということもあります。まずは充電してから、もう一度電源を入れてみましょう。
『充電器が見つからない』という時は、無理に別の充電器を試さなくて大丈夫です。そのまま「充電器なし・動作未確認」として店に伝えましょう。
それでも動かない時は、動作が確かめられない品として扱われます。ヨドバシカメラのように電源が入らない品は買取不可とする店もあるので、受け付けてくれる店を選んでみてください。
レンズが出ない・戻らないデジカメ
コンパクトデジカメは、電源を入れるとレンズが伸びる形のものが多いですよね。ここが途中で止まる故障はよくあります。
『指で押し込めば直るかも』と思っても、力を入れて動かすのはやめておきましょう。
内部の部品がずれて、症状が重くなることがあります。レンズが出たままでも、そのまま袋に入れて持ち込めば大丈夫です。
液晶が割れたデジカメ
液晶が割れていても、撮影や記録ができる場合があります。撮影できるかどうかは、査定で伝えたい大事な情報です。
割れた部分でけがをしないよう、液晶の上から保護シートやテープを貼るのは問題ありません。ただ、上から別の部品を付けたりはせず、そのまま見てもらいましょう。
水濡れ・水没したデジカメ
水に濡れたデジカメは、乾いたように見えても内部が傷んでいることがあります。
『乾かしたら動いたから大丈夫』と思いがちですが、時間がたってから不具合が出ることもあるんです。濡れたことがある品は、店にその事実を伝えておきましょう。
乾かす時は、電源を入れずにバッテリーとメモリーカードを抜いておくのが基本です。ドライヤーの熱を当てたり、分解して乾かしたりはしないでください。
動かないデジカメを直そうとして、ネジを外して分解してしまうケースです。分解の跡があると、部品取りとしても扱いにくくなることがあります。自分で分解せず、壊れたままの状態で見てもらいましょう。
壊れたデジカメを売る前にやっておくこと
『壊れているんだから、準備なんていらないのでは』と思いますよね。
でも、壊れたデジカメにも写真や設定が残っています。手放す前にしておきたいことは、動くデジカメとほとんど同じなんです。
- メモリーカードを抜き、写真が必要ならパソコンなどに移す
- 電源が入るなら、本体のデータ削除と設定のリセットをする
- Wi-Fiやスマホとのペアリングを使っていたら解除する
- バッテリー・充電器・ストラップ・ケーブルなど付属品を集める
- 故障の症状と、いつから壊れたかを短くメモする
電源が入らない時のデータはどうする?
電源が入らないと、本体のデータを消すことができませんよね。『写真が見られたら困る』と心配になる方も多いはずです。
まずはメモリーカードを抜いておきましょう。写真の多くはカードに保存されています。
本体の内蔵メモリーに残っているかもしれない時は、そのことを査定の時に店へ伝えてみてください。ソニーの公式サイトでも、譲渡や廃棄の前にはカメラを初期化するよう案内されています。
初期化の考え方はソニー 廃棄/譲渡時の初期化で確かめられます。手順の詳しい流れはカメラの初期化・データ消去の方法で紹介しています。
付属品は壊れていても集めておく
バッテリーや充電器は、本体が壊れていても一緒に出しましょう。キタムラの公式では、バッテリー・充電器など重要な付属品の欠品は「難あり」の例に挙げられています。
ブックオフの宅配買取でも、バッテリーや充電器が無い品は値段が付かないと記載があります。付属品があるかどうかで、扱いが変わることがあるんです。
| 付属品 | 壊れたデジカメでも出したい理由 | 見つからない時 |
|---|---|---|
| バッテリー | 店で動作を確かめる時に使う | 「バッテリーなし」と伝える |
| 充電器 | バッテリーを充電して動作を見る | 無理に別の充電器を買わない |
| ストラップ・ケース | 一式そろっていると説明しやすい | 無くても問題ない |
| 元箱・説明書 | 型番の確認がしやすい | 本体の底面や背面の表記で確かめる |
| ケーブル | パソコンとつないで確かめる時に使う | 無くても伝えれば大丈夫 |
付属品が無い時の考え方はカメラは箱・付属品なしでも売れる?で詳しく紹介しています。
修理してから売るべき?
『修理に出してから売った方が得なのでは』と迷う方もいますよね。
ただ、修理代と査定額の差がどうなるかは、品物によって違います。修理してから売るのが得になるとは言い切れません。
まずは壊れたままの状態で査定を受け、修理の見積りと比べてから決めるのがおすすめです。修理の窓口は、メーカー公式のキヤノン 修理・メンテナンスやニコン 修理などで確かめられます。
メーカーの修理窓口は、修理やメンテナンスのための窓口です。中古品を買い取る窓口ではないので、売る時は買取店やリユース店を利用しましょう。
壊れたデジカメはどこに売るといい?
壊れたデジカメの売り先は、「故障品を受け付けてくれるか」で選ぶのがいちばんの近道です。
動くデジカメなら選択肢は多いのですが、故障品は対象外にしている店もありますよね。下の表で、売り先の種類ごとの向き不向きを見てみてください。
| 売り先の種類 | 壊れたデジカメとの相性 | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| カメラ専門店 | 故障品・ジャンクの扱いを決めている店がある | 故障品の査定と、値段が付かない時の扱い |
| 総合買取店 | 動作不明品や故障品の相談を受ける店がある | 査定の方法(店頭・出張) |
| 総合リユース店 | 店や方法によって扱いが分かれる | 宅配で送れる品の条件 |
| 家電量販店の買取カウンター | 電源が入らない品を対象外にする店がある | 買取できない品の条件 |
| フリマ・オークション | 自分で説明して出せる | 返品トラブルへの備え |
店頭に持ち込むなら
店頭なら、その場で故障の様子を見てもらえます。『どこが壊れているか自分でもよく分からない』という時は、店頭が話しやすいですよ。
持ち込む前に、電話や公式サイトで「故障品も見てもらえますか?」と確かめておくと、無駄足になりません。
宅配で送るなら
宅配買取では、値段が付かなかった品の返送料が客負担になる店があります。じゃんぱらでは、買取対象外の品は着払いで返却と記載されています。
壊れたデジカメを宅配で送る時は、送る前に「値段が付かない時の扱い」を確かめておきましょう。特に、返送料と無料引き取りの有無は見ておくと安心です。
出張買取は他の品と一緒に
壊れたデジカメ1台だけで出張を頼むことは、あまりないですよね。家にある他の家電やカメラと一緒に見てもらう時に、候補に入れるくらいで大丈夫です。
出張買取は法律上の「訪問購入」にあたり、法定書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフできます。困った時は消費者ホットライン188に相談できますよ。
- 故障品・動作不明品を査定してもらえるか
- 値段が付かない時は、無料引き取りか返却か
- 返却の場合、送料はどちらが負担するか
- 付属品が無い時の扱い
- 分解跡や水濡れがある時の扱い
カメラ買取ガイド
売る前に、売り先の選び方を確認
カメラ専門店・家電量販店・リユース店・宅配買取それぞれの特徴と、査定料・送料・本人確認など、店を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料売り先の選び方を見るafb提携後に案件リンクへ差し替え予定(cta.url を一括変更)。
売り先ごとの違いはカメラはどこで売るのがいい?、壊れたカメラ全般の扱いはカメラが故障・カビ・ジャンクでも売れる?で紹介しています。
値段が付かない時はどう処分する?
査定を受けても値段が付かないこともあります。そんな時の手放し方は、いくつかありますよ。
『お金にならないなら、せめて手間をかけずに片付けたい』という方も多いはずです。
- 査定のついでに手放せる
- 自分で処分先を探さなくていい
- カメラのナニワのように無料引き取りを記載している店がある
- 自治体の回収など、決まった方法で出す必要がある
- 回収の日や場所を調べる手間がかかる
- その分、手元に残すかどうかをゆっくり考えられる
店の無料引き取りを使う
カメラのナニワは、値段が付かない壊れた品やカビの品を無料で引き取ると公式に記載しています。
査定の前に「値段が付かない時は引き取ってもらえますか?」と聞いておけば、その場で手放すか持ち帰るかを選べますよ。
一方で、ブックオフの宅配買取のように「値段が付かない」と書かれている方法もあります。無料引き取りになるのか、返却になるのかは、店と方法ごとに確かめておきましょう。
自治体の回収に出す
店で引き取ってもらえない時は、住んでいる自治体の決まりに沿って処分します。小型の家電の回収を行っている自治体もありますよ。
古いデジカメを自治体で手放す時の流れは、古いデジカメは売れる?昔のコンデジを手放す方法で詳しく紹介しています。
出す前に、メモリーカードを抜いておくのは売る時と同じです。
手元に残すのも一つの方法
家族の写真を撮っていたデジカメだと、壊れていても手放しにくいですよね。
『値段が付かないなら、思い出として取っておきたい』と思うのは自然なことです。急いで処分しなくても大丈夫ですよ。
| 手放し方 | 向いている人 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 店で売る | 値段が付く可能性を確かめたい | 故障品を受け付けるか先に確認 |
| 店の無料引き取り | 手間をかけずに片付けたい | 引き取りの有無は店で違う |
| 自治体の回収 | 店で引き取ってもらえなかった | 出し方は自治体の決まりに従う |
| フリマ・オークション | 自分で説明して出品できる | 返品トラブルに備える |
| 手元に残す | 思い出の品として取っておきたい | 湿気の少ない場所で保管する |
よくある質問
電源が入らないデジカメでも買取してもらえますか?
動作不明品として査定を受け付ける店はあります。一方で、電源が入らない品は買取不可とする店もあるので、持ち込む前に確かめてみてください。
デジカメのジャンク品は、どこまで壊れていると値段が付かないのですか?
線引きは店によって違います。同じ症状でも、値段が付く店、無料引き取りの店、返却の店があるので、故障の症状を伝えて聞いてみましょう。
壊れたデジカメは自分で直してから売った方がいいですか?
自分で分解して直すのはおすすめしません。症状が重くなったり、部品取りとしても扱いにくくなったりすることがあります。
水没したデジカメを乾かしたら動きました。普通に売ってもいいですか?
動いていても、水に濡れたことは店に伝えておきましょう。後から不具合が出ることもあるので、伝えたうえで査定してもらう方が安心です。
値段が付かなかったデジカメはどうすればいいですか?
無料で引き取る店に任せるか、自治体の決まりに沿って処分する方法があります。思い出の品なら、急がずに手元に残しても大丈夫です。
まとめ
- 壊れたデジカメでも、査定や無料引き取りをしてくれる店はある
- 故障品を対象外にする店もあるので、受け付けてくれるかを先に確かめる
- 電源・レンズ・液晶・水濡れなど、故障の種類と症状を伝えると話が早い
- 自分で分解せず、メモリーカードを抜いて付属品を集めてから出す
- 値段が付かない時は、無料引き取り・自治体の回収・手元に残すから選ぶ
売る前の準備から入金までの全体は、カメラ買取の基本でまとめています。





コメント